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JUDGEインタビュー⑦ UC(daft)

ucweb

 

 

全国のキッズダンスコンテストにおいてJUDGEを担当するJUDGEに審査ポイントを聞いていくインタビュー第7弾は昨年のスーパーキッズ中部早期予選においてJUDGEを務めたがUC(daft)登場。

 

東海地区において全国に名を轟かす若手HIPHOPチームのdaftのメンバー!

JAPAN DANCE DELIGHT vol.18,19,22 FINALIST
HOOK UP HIPHOP 2016 優勝

などコンテストやバトルで輝かしい成績を残す彼のJUDGE目線は非常に興味ふかい

 

 

Q キッズダンスコンテストの審査員を務める時に重要視してる部分、気をつけて見てる部分などあれば教えてください

 

まずは、音楽でダンスしっかり踊れているかどうかがベースにある上で、
作品にコンセプトがあるかどうか、
そして、そのコンセプトが、自分たちの踊りでキチンと表現できているかどうかというあたりを見ています。

コンテストは「チームとしてどんな絵を描けるか」という勝負だと思うので、
土台の選曲がまず大事になってきますし、
その上でチームを構成する個々の素材を活かして、弱みは周りでカバーして、
自分たちらしい面白くカッコイイ絵を描いてもらえればと思います。

 

スキルやテクニックなどはあったに越したことはないですが、

 

それはあくまで作品・踊りを彩る手段(道具)のひとつでしかないと思いますし、
例えば、36色の絵の具で描いた絵と、鉛筆だけで描いた絵で比べた時に、
良い道具で描けば必ず良い絵が描けるわけでもないのと同じように、
踊りであっても、自分たちが選んだ音楽を表現するのにふさわしい手段(道具)を選べているか、
そして、それを使いこなせているかどうかが大事だと思っています。

コンセプトについては、
ざっくりといえば、
好きな音楽を自分たちで表現したいのか、
音楽のチカラを借りて、自分たちを表現したいのか。

 

とかで、ベクトルが変わってきたりすることもあると思うので、
それを同じ大会で比較するというダンスコンテストには正解がないものだと思っています。

その日その瞬間その空間での、雰囲気や空気感が影響する部分もありますし。

そんな正解のない不確かな道だからこそ、
自分たちの思う正解を追求・研究して、真摯に突き進んでいる人たち、
そんな自分たちの好きが溢れ出ているチームが僕はいつでも好印象です。

 

ベタでも、マニアックでも、どっちも突き抜けていれば心揺さぶられます!

審査とは関係ないかもしれませんが、
表現は投げた以上、あとは受け手にすべてを委ねなければいけないと思うので、
どう受け取られるかばかり考え過ぎず、
逆にどう受け取られるのかを楽しむくらいに、
自由に、好き勝手に、全力で挑戦していってもらいたいです。

 

全国のキッズダンサーにメッセージお願いします

上に書いたことはほぼキッズには参考にならないと思うので…笑
こちらに具体的に!
キッズチームには先生に作品を作ってもらうチームが多いかもしれませんが、
先生からもらう曲や振りをただ学んで踊るだけではなく、
日々のレッスンや遊びの中で、みんなでこんな曲が好きとか、このアーティストがかっこいいとか、こんな動きが面白いとか、チームメイトのここがカッコイイとか、
そういうことをチームメイトとたくさん共有しあって、
それをどんどん先生に伝えてみてください。

 

そういう感覚を、先生と一緒にカタチにしていければ、“先生”の個性ではなく、その“チーム”の個性が出てくると思うので、
それを目指して、たくさん遊んで、たくさん音楽聴いて、たくさん踊って、たくさん練習してください!

その方が、音楽やダンスにもっとワクワクしてもらえるんじゃないかなと思います。

 

 

UC(daft/INDIAN CREW/Contrology circle)  プロフィール

レペゼン愛知の筆頭格ダンサーとして、個性的かつ変態的なダンスを武器に、東海地区のみならず、全国・世界に活動を拡げているHIPHOPダンサー.

カタチにとらわれず、生き様を映すダンスがモットーであり、そのエナジー溢れるダンスはダンサーのみならず、DJやミュージシャンからも定評がある。

また、プレイヤーとしてだけでなく、イベントオーガナイズや練習会、遠征会主宰、MC ROKUDENASHI台本執筆、DEWSやSOUL CITY NAGOYAでのコラム展開など、地元シーンにも貢献すべく、献身的かつ、精力的に活動している。

 

 

 

 

 

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