歌手の三浦大知(27)の最新曲「Unlock」のダンス動画が話題だ。
ヤフージャパンが運営する動画サイト「GYAO!」の今月1日付の週間再生回数ランキングで首位を獲得。ユーチューブでの再生回数も、公開から1週間で20万回を超え、大ヒットとなっている。
この動画は、ミュージックビデオとは違うもので、ダンスシーンをメーンにした「コレオビデオ」と呼ばれるもの。コレオビデオが同ランキングに入ること自体が異例という。
三浦のビデオの閲覧層は、学校で必修になりダンスに興味を持った10代が中心。
今回のビデオでは、“和製マイケル・ジャクソン”と言われている三浦と、世界で活躍する日本人女性ダンサーのKOHARU SUGAWARA(23)が共演しているため、特に話題を集めている。
2人を「カリスマ」とあがめるティーンが、ダンスの教材として、また憧れの対象として、再生を繰り返しているものとみられる。
KOHARUは韓国の人気ユニット「2NE1」の振り付けを手掛け、米歌手リアーナ(27)のバックダンサーを務めた経歴を持つ。三浦とは旧知の仲で、コレオビデオへの出演を直接依頼され、今回の“夢の競演”につながった。
三浦は昨年10月、欧州最大級の音楽賞「MTV EMA」で日本代表アーティストに選ばれた。翌11月には、ダンススクールと企画した「キッズダンサーオーディション」に応募が殺到し、募集を10日で打ち切ったほど。国内でのダンス人気の高まりとともに存在感が増しており、ティーンだけでなく幅広い世代に名前が浸透していきそうだ。